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■制作工程
CRYSTAL SCOPEの制作工程をほんの一部ですがご紹介します。>

■刻印(本体)
・真鍮パイプに1文字1文字、星の名前を刻印していきます。


■透かし彫り(蓋)
・真鍮板にデザイン画を描きドリルで穴あけをし、糸鋸を使い透かし彫りを施します。


■ろう付け
・蓋、本体ともに底面は金属同士を融点の低い銀ロウを使い、ろう付けしていきます。


■研磨
・専門工場での研磨の後は、紙やすりを使い仕上げます。ひたすら研磨。


■研磨
・研磨の最終工程は研磨剤を使っての手磨きです。


■バーナーワーク
・万華鏡のメインオブジェクトは天然石ですが、その他スワロフスキークリスタルや
 合成石、金属、貝、ガラス等も使用します。ガラスは手作り。


■オブジェクトの選定
・万華鏡の映像となる具材(オブジェクト)を選びます。
 持ち主となる方の幸せを願いながらの神聖な時間です。


■組み立て
・本体、鏡、オブジェクトの3つのパーツが揃ったらいよいよ
 万華鏡を組み立てます。内部に埃が入らないよう、息を止めての緊張の作業の連続です。


■鏡(そこそこ企業秘密)
・鏡は反射率の高い工学用の表面反射鏡を使用します。(ワークショップでも同様)
 美しい映像を出す為に表面反射鏡は欠かせません。
 鏡は傷つきやすく、傷は万華鏡の映像にも反映されるので取り扱いには細心の注意が必要です。

 完成する幾何学を決めることで、必然的に各辺の長さが決まり
 0.5ミリ単位の微調整を経て高いのクオリティの映像が生み出せる環境が整います。

 辺が決まったからといって安心してはいられません。
 鏡はカットが命、どれだけ美しい断面でカット出来るかでその後の作業と映像美が左右されます。
 (もったいないですが、使用に耐えられないと判断した鏡は破棄になります。)
 カットした後は、映像を映し出せるよう鏡を組んでいきます。
 物凄く重要な工程で最も気を使うのは、この鏡組みの作業です。
 より繊細で丁寧な仕事が求められます。

 美しい鏡というのは一朝一夕で出来るものではありません。
 年月をかけ、何度も何度も失敗を繰り返し、それでも何百枚と鏡を組み続けて
 現在制作しているシリーズの鏡に関しては
 ようやく最高級と呼べるレベルの鏡が組めるようになりました。
 (もったいないですがCRYSTAL SCOPE作品として使用に耐えられないと判断した鏡は破棄です。)


 鏡の組み合わせによる映像の変化を無数です。
 私が組んだことのない形の鏡は無数にあるということ、、、
 数種類、クオリティの高い鏡が作れるとはいっても、今後も修行の毎日です。
 それでも美しい万華鏡の映像をこの世に送り出せる事が何よりの喜びなので
 これからも鏡と向き合う時間を大切にしていこうと思います。